本日、池田様に「門松」を奉納していただきました。
奥様と二人で山に入り、自ら縁起の良い松竹梅等を調達して来られた、正真正銘の「手作り」です。
芸術ですよね!
毎年毎年、立派な門松を御奉納いただき、ありがとうございます。歳神様は、さぞかしお喜びのことと存じます。
門松は松飾りとも呼ばれ、お正月に歳神様をお迎えする「依代」です。
1月7日の松の内まで飾るところが多いようですが、青木天満宮では1月15日の小正月までお飾りしようと思います。
12月2日、神道青年全国協議会顧問会のため、東京に出向してまいりました。
会議時刻までを利用して、神社めぐりをすることに・・・。
まずは鎌倉「鶴岡八幡宮」へ。
鶴岡八幡宮は、康平6年(1063)源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際して御加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりです。
その後、源氏再興の旗上げをした源頼朝公は、治承4年(1180)鎌倉に入るや直ちに神意を伺って由比ヶ浜辺の八幡宮を現在の地にお遷しし、 建久2年(1191)には鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在の姿に整え、鎌倉の町づくりの中心としました。
現在の御本殿は、文政11年(1828)、江戸幕府11代将軍徳川家斉の造営による代表的な江戸建築で、若宮とともに国の重要文化財に指定されています。(鶴岡八幡宮ホームページより抜粋)
次に明治神宮へ。
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后が御祭神です。
内・外苑一帯にわたって鬱蒼と茂った緑したたる常磐の森は、神宮御鎮座にあたり、全国から献木されたおよそ10万本、365種の人工林で、面積は70万平方メートル、国民の心のふるさと、憩いの場所として親しまれています。
初詣は例年日本一の参拝者数を集める神社としても知られます。そのほか、加藤清正が掘ったと言われる清正の井や明治天皇のおぼしめしにより昭憲皇太后のために植えられた、美しい花菖蒲など、多くの見どころがあります。
明治45年7月30日に明治天皇、大正3年4月11日には昭憲皇太后が崩御になりましたが、国民から御神霊をお祀りして、御聖徳を永遠に敬い、お慕いしたいとの熱い願いが沸き上がり、大正9年11月1日(1920年)に両御祭神と特にゆかりの深い、代々木の地に御鎮座となりました。(明治神宮ホームページより抜粋)
そして、靖国神社。18時を過ぎてしまったので、閉門されていました。
靖国神社は、明治2年(1869)6月29日、明治天皇の思し召しによって建てられた東京招魂社が始まりで、明治12年(1879)に「靖国神社」と改称されて今日に至っています。
靖国神社は、明治7年(1874)1月27日、明治天皇が初めて招魂社に参拝された折にお詠みになられた「我國の為をつくせる人々の名もむさし野にとむる玉かき」の御製からも知ることができるように、国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社です。「靖国」という社号も明治天皇の命名によるもので、「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」という願いが込められています。
靖国神社には現在、幕末の嘉永6年(1853)以降、明治維新、戊辰の役(戦争)、西南の役(戦争)、日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、大東亜戦争などの国難に際して、ひたすら「国安かれ」の一念のもと、国を守るために尊い生命を捧げられた246万6千余柱の方々の神霊が、身分や勲功、男女の別なく、すべて祖国に殉じられた尊い神霊(靖国の大神)として斉しくお祀りされています。(靖国神社ホームページより)
最後に、顧問会の会場である、東京大神宮にお参り致しました。
江戸時代、伊勢神宮への参拝は人々の生涯かけての願いでした。明治の新国家が誕生すると、明治天皇のご裁断を仰ぎ、東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年に創建された東京大神宮は、最初日比谷の地に鎮座していたことから、世に「日比谷大神宮」と称されていました。関東大震災後の昭和3年に現在地に移ってからは「飯田橋大神宮」と呼ばれ、戦後は社名を「東京大神宮」と改め今日に至っております。
(東京大神宮ホームページより抜粋)
11月25日、福岡県神社保育会の施設相互研修で、太宰府天満宮・太宰府天満宮幼稚園に行ってまいりました。
太宰府天満宮は、菅原道真公の御墓所の上に社殿を造営して、その神霊を御奉祀する神社で、「学問の神様」としてあまりにも有名です。
青木天満宮の本宮にあたるお社です。
西鉄太宰府駅から、賑やかな表参道を歩いて行くと、心字池の手前で参道は直角に左折しています。
この鳥居の向こうには、過去・現在・未来をあらわすという三世一念の御神橋、太鼓橋・平橋・太鼓橋の三橋があります。
その太鼓橋から、太宰府天満宮幼稚園を臨んだところです。
今年の夏に竣工したばかり。9月からこの新園舎で保育を始められたそうです。
手前の池は「心字池」。太宰府天満宮の「お池」を上空から見ると、「心」という文字に見えるそうです。
すばらしい機能を備えた立派な幼稚園を、丁寧に御案内いただきました。
廊下や階段、それに保育室など、ホテルなみの豪華さでした!
外観も、境内側のサッシにマジックミラーを施すなど、鎮守の杜にマッチするよう、工夫が凝らされた設計となっていました。
施設相互研修の後は、太宰府天満宮に正式参拝。
紅葉が、とてもきれいでした。
以前、「お知らせ」欄で、例祭の写真をいくつか紹介しましたが、私自身お祭りを奉仕しながらの撮影で、あまり良いものをアップすることができませんでした。
ということで・・・今回、D様からスナップ写真の提供がありましたので、掲載させていただきます。
めっきり寒くなってまいりました。
さて、中村様より美しい菊を、「青木天満宮例祭(10月25日)に間に合うように」と、御奉納いただきました。
例祭日から七五三詣でと、御社頭が賑やかな間ずっと、華やかな色を添えてくれました。
本当に美しいですね!
中村様、ありがとうございます。